皆さんにもこんな経験は無いですか?
友達が買ったものと比べて、自分が購入したモノは同じようなモノのはずなのに、なんだか少しダサい気がする。。。
衣類でも車でも、大部分一緒なのに、何故だかかっこよさが少し劣る、いやむしろダサく感じる。
私はよくあります。
買い換えられるものであればまだしも、新築の場合には買い替えは簡単にはできません。しっかりとイメージ通りのデザイン性が高い住宅を建てたいものです。
住宅では部屋の見た目を引き締めるポイントが実は結構あるのです、しかしそれが細かくて初めての家づくりでは見落としがち。。。
少しだけこだわるだけで劇的にデザイン性が高まる家の部材選びのポイントをお伝えします。
部屋の印象を決めるフローリングの材質はかなり重要なポイント。
部屋の印象を決める大きなポイントとして、フローリングの材質があります。
同じ間取り同じ家具だとしても、フローリングをどのような材質にするかで部屋の印象は大きく異なります。
おすすめは、表面は天然の木を使用しているフローリング。
一般的に普及し、広く使用されているフローリングは合板のフローリングであることが多いです。
もちろん、どちらにもメリット・デメリットはあるのですが、デザイン性を高めたい。という視点で考えると、天然の木を使ったフローリングに一日の長があります。
スイッチ・コンセントも少しこだわるだけで雰囲気が大きく変わります。
ちょっとした箇所ですが、こだわって欲しいのはスイッチ・コンセントです。
家の中にはたくさんのスイッチコンセントが在りますので、ここに少し手を加えるだけで、部屋の雰囲気がグッと引き締まります。
出典:JIMBO
おすすめはJIMBOのスイッチ。多くのスイッチ類が丸みを帯びたデザインの中、四角を強調したデザインのスイッチは目を引きます。
文字が書いてないことに不安を覚える方もいるかと思いますが、使っている方々に聞くとすぐに慣れた!と言っていました。
このJIMBOの同シリーズは、コンセントも用意がされています。
出典:JIMBO
色も白だけではなく、グレーやネイビーも用意されていますので、部屋のカラーコーディネートにも邪魔をしない優秀なコンセントです。
トグルスイッチ
お気に入りの車やバイクのためのインナーガレージなどにはアメリカンスイッチやトグルスイッチを使用してみてはいかがでしょうか?
もちろん、多く普及しているコンセント・スイッチよりは値段は高くなりますが、目の飛び出るほどの金額では無いです。
せっかくデザイン性が高い家を建てようとしているのであれば、必要経費と考え採用したい部材であることは間違いないです。
部屋のドア(内部建具)の高さにこだわると、部屋の体感広さまで変わるのでおすすめ。
モデルハウスを見に行ったり、雑誌を見ているとかっこいい家が並んでいます。でも実際に自分の家を見てみるとなんだか雰囲気が違う。。。
その原因は部屋のドア(内部建具)かもしれません。このケースでお伝えしたい建具の注意点は素材やそもそものデザインではなく、高さになります。
一般的に普及し、そして多くの住宅会社が採用している部屋のドア(内部建具)は、高さ2,200mmであることが多いです。(2m20cm)
床から天井までの高さ(天井高)はどんな住宅会社でも2,400mm(2m40cm)は確保されていると思いますので、建具と天井の間に垂れ壁と呼ばれる、20cmほどの壁が存在します。
おすすめは、高さ2,400mmの建具を採用すること。建具高さ2400mm(2m40cm)の建具を採用すると、建具と天井の間に垂れ壁が出来ないので、ドアを開けた際にドア向こうの空間を広く見渡すことができます。
出典:住友林業クレスト
結果、同じ畳数の部屋だとしても体感する大きさが異なり、家を広く感じることができます。
まだまだ細かな点はありますが、上記の3点を押さえておけば、グッと引き締まった室内を構成することが出来ると思います。
ちなみに、題名にも付けさせていただいた【神は細部に宿る】という言葉は、20世紀を代表するドイツの建築家ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエの言葉です。
今ではビジネスシーンなどでも使われる言葉となっていますが、始まりは建築業界です。皆さまが家を建てる時にも意識しておくと、更に素晴らしい家になるのではないでしょうか。